ドメインエイジと呼ばれる考え方があります。要はドメインが古ければ権威があり、それがSEOに影響するというのです。何となく説得力がありますが、効果は小さいと思われます。確かにドメインで信頼してしまうユーザーもいるでしょうが、グーグルは他の様々な要素を見て判断します。例えば古いサイトで全く更新されてなければ、ドットコムが有利に働くことは無いのです。では共有IPアドレスによるホスティングはランキングを変える可能性があるのでしょうか。いえ、そのようなことはあり得ません。専用だろうが共有だろうが、差は出ないと考えて下さい。この種の神話は面白いもので、他にも高速サーバとページの表示速度を結び付ける人がいます。結論から言えば迷信です。サーバのスピードが表示速度に即座に影響することはありません。表示速度にはプラグインや画像の量も影響するからです。因みにページの表示速度はSEOに関係しますから、速められるのであれば速めた方が無難です。他の神話としては、サブディレクトリとサブドメインの比較があります。サブドメインの方がSEOに有利だと言うのです。これも誤りで基本的に変わらないと考えて下さい。但し、サブディレクトリの方がクロールし易いのは確かで、それが影響している可能性は捨てきれません。