小売業のある企業には、 ディープラーニングを活用した「小売・流通業向け店舗分析ツール」を導入することによって、①来店人数、②年齢・性別の推定(属性)、③導線分析の3つのアプリケーション・ツールが使えるようになります。また、①~③の解析結果および既存データと連係させた解析結果をわかりやすいユーザー・インターフェースで表示するダッシュボードも提供しています。最初に取りかかるのは、データの入手です。具体的には「来店者数」を計測することが必要です。そこで、カメラを店舗の入口付近に数台取り付け、お客様が店内に入って来られたと同時にカウン卜(人数)し、画像認識で「年齢・性別(属性データ)」 を解析します。この年齢・性別推定には膨大な顔画像で学習をしたディープラーニングの技術が使われています。「回遊時間」などもカメラからデータを取ります。その後、お客様がレジへ向かい、購入につながれば、「購買率(来店者のうち何%の人が購入したか)」 のデータも算出できます。